代表メッセージ

代表取締役社長
井口英則

経営理念に込めた思い

私と同世代の女性の生き方にはレールがあったように思います。高校や短大を卒業し、職場やお見合いでパートナーと出会い、結婚。仕事をし続ける人も少なかった。でも今の女性には選択肢が沢山ありますよね。仕事に趣味に…自分のために自由に生きる女性が増えてきました。自分らしく人生を楽しむ女性も周囲に沢山いらっしゃいます。たとえ女性の生き方が変わっても、女性が社会の中で重要だということに変わりはありません。いつの時代でも女性に寄り添って、美しく、健康に毎日を過ごせるように、生活をサポートする商品やサービスを提供したい、と考えています。

カドリールインターナショナルの企業人として大切にしたいこと

「向上心」

ことあるごとに口に出していますが「向上心をもってほしい」、そう思っています。仕事だけではなく、人間としても成長し続けてほしい。成長を実感できる仕組みづくりを会社としても考えていきます。

「誠実」

そして、「誠実に」行動してほしい。仕事に対しても誠実であってほしいし、人に対しても誠実な行動をとってほしい。自分もそうありたいと思っています。

「当事者意識」

最後に、チームで働くメンバーとして「当事者意識をもつ」こと。失敗を人のせいにしていたら成長しません。人を責めるのは一番楽な方法です。たとえ原因が他人であっても、どうしたら防げたのか、自分はどう貢献できたか、自分のこととして考えてみる。向上心がある人、誠実な行動をとる人、当事者意識をもっている人。そういう人の集まりであってほしいと思っています。

未来へ

カドリールインターナショナルは1979年を設立としていますので、2019年に40周年を迎えます。次の40年も、社会や下着業界できらりと光る存在感。大きくなくても代わりのいない存在感を示しながら、会社も人も成長し続けられるよう、堅実に歩みを進めたいと思っています。そのためにはまずは「人」を育てることを第一に考えたいと思います。40年後、どのような社会になっているか…女性に寄り添う会社として続いていくように努力していきます。

ショップスタッフのこと

ものづくりと店頭での販売は車の両輪です。どちらかが欠けていたり、悪い状態だとまっすぐに進めません。会社の顔であり、ブランドの顔でもあるショップスタッフの皆さんにはお客様に「信頼され」「愛される」スタッフでいてほしいと思います。ショップスタッフの皆さんが成長し、自分らしく頑張れるように、会社としても考えて行動していきます。

キッドブルーのこと

キッドブルーは会社と共に40年を迎えました。自分のいるブランドながら、40年続くってすごいことだな、と思っています。とてもうれしいことに、お母様、お嬢様と親子2代にわたってのファンがいらっしゃいます。アパレルのブランドでも、親子で同じブランドをお召しになることはそうないと思います。その意味でも、キッドブルーが長く続いてよかった、と思っています。キッドブルーというブランドは、10人いたら全員に受けるブランドだとは思っていません。10人中、2~3人の方、でもこだわりのある方に愛していただけるブランド、そうとらえています。他の大きなメーカーにはない切り口のアイテムを40年間作り続けてきました。ライフタイル提案…それ自体、まったくない時代にスタートしました。販路はいまやほとんどが百貨店です。他にはないアイテムやコンセプト、そして商品そのものの価値。そこがプロである百貨店バイヤーに注目され、出店でき、こだわりを持ったお客様にご支持いただいてる理由だと思っています。


これからも変わらぬスタンスで、こだわりのある商品をお届けするブランドでありたいと思います。